埼玉県狭山市立博物館 令和4年度春期企画展
童絵作家・池原昭治展
皆さまこんにちは!
コロナ禍が日常となった生活の中、皆さまどうお過ごしでしょうか。
不安なことも沢山ありましたが、なんとか乗り越えて今こうしてブログを読んでくださっているのでしょうか。
父も私も、ようやくコロナ禍生活に慣れてきた頃に狭山市立博物館さまから春期企画展のお話をいただき、久しぶりの展示会!ぜひ!と二つ返事でお引き受けしました。
こんな時代になってしまい、もう二度と原画を皆さまに見ていただく機会はないのでは…と思っていました。
久しぶりの展示会、これが最後の展示会となってもいい、という位の思いを込め、父にとって初の「屏風絵」に挑戦しました。
製作中の父です。⇩
これがなかなかの大きさなのですよ。
移動するにも二人がかりで(高さは175センチ!)、絵を描き込む父も立ったり座ったり中腰になったり、腰痛必須でした。
命を削って(?)完成したこの「屏風絵」。ぜひ会場でご覧くださいね!
また、新しい試みとして、「童絵アニメーション」となるものも製作しました。
これは父というより私の夢でしたが、父の描く童(わらべ)たちがふわふわ、ころころと動き回る姿がなんとしても見たかったのです。
動画編集の得意な有り難い友人の協力を得て、2分弱ほどのアニメーションが3本出来上がりました。
父の絵の中の童(わらべ)たちが動き出した時、まるでスピルバーグの映画「E.T.」で子どもたちの自転車がフワーっと浮いた瞬間(わかりますか?💦)に感じたような、何とも言えない感情が沸き上がりました。
大げさですみませんm(__)m
「童絵アニメーション」は会場1階まいまいホールにてご覧になれますので是非!
そしてチラシに使われた絵は、会場でもある埼玉県狭山市立博物館に隣接する市内きっての桜の名所、稲荷山公園の桜とそこで元気にたわむれる子どもたちへのオマージュとして選びました。
私もよく犬を連れて訪れますが、稲荷山公園でのお散歩は本当に最高なのですよ(⌒∇⌒)
時期も場所も素敵なこの展示会で、皆さまにお目にかかれることを願って心よりお待ちしております。
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